Media Room

12/25/2000

[U.S. JAPAN BUSINESS NEWS]

帰国前の就職面接サービス開始 マックスコンサルティング 提携先との関係を強化 人材紹介派遣のマックスコンサルティング(本社ニューヨーク)では、来年一月から本格的に国際間での人材紹介を行うと発表している。 同社代表取締役名倉氏によれば、最近では在米している駐在員の間で、企業統合や閉鎖によって帰国を余儀なくされ、また、その場合でも帰国後のポジションの有無も確定していないケースが目立ってきているという。そのような際に、同社では今後、日本に不安なまま帰国するのではなく、面接などを駐在員の帰国前にセットするというサービスを行っていく。 マックスコンサルティングでは、各業種に特化した人材紹介会社との提携を行っており、米国にいながらも求職者個々のバックグラウンドに合った日本での就職活動を行うことができるということをサービスの特徴としている。また、情報技術(IT)、経理、金融、製薬、メディカル、流通、外資系などの他、米国の大学を卒業した新卒の紹介なども手がけている。 提携先としては、ビックカメラ系列の人材紹介会社、ビックスタッフや、大阪では年商百億円を越える上場企業の人材紹介会社クリエイティブなども含まれている。マックスコンサルティングでは、さらに提携先とのタイアップを強化することにより、米国に進出する日本企業への人事サポートを開始し、米国主要都市でのマネージャーやエグゼクティブ、現地邦人の責任者などの求人も扱う。