Media Room

05/01/2000

[UJP NEWS]

2000年に新たな飛躍 7周年を迎える、マックス・コンサルティング・グループ インターネットによる求人登録の増加 求職者のスクリーニングと面接により多くの時間を 大手人材会社から独立して今年7月で7周年を迎える。当時、駐在員から独立して 会社設立ということで話題になったことを思い出す人も多いと思う。以前の会社も 入れるとこの業界に16年。着実に、地道に、それでいて常に先を見越したビジネ スを展開する「マックス・コンサルティング・グループ」。社長の名倉氏は独立当 初からクライアント重視を一番と考え、人材を紹介するだけでなく、アフターケア も大切にしてきた。 94年の創立当時から米系の人事コンサルティング会社と提携し、従業員ハンド ブック作成や給与体系構築などのコンサルティング業務も行っており、企業の外部 人事部的な役割を果たしている。さらに他州の人材会社と提携を結ぶなど、同業者 間のネットワークも大切にし、米国全土での求人に対応している。「長い間のビジ ネスで培った信頼」があってのことだが、そのネットワークは現在、米国のみなら ず、日本、メキシコへと広がっている。 米国内での日本人の雇用状況は年々変化しており、最近では日本人留学生の新卒採 用が減少している反面、駐在員の現地での転職や在米日系企業での経験者の雇用な どが増加している。日本では、外資系の企業など、米国で得た経験・実力を発揮で きる職があるといる。特にネットビジネスやファイナンス分野で日本・アジアへの 市場を考えている企業などに求人が多い。 マックスは昨年の4月よりウェブサイトでの求職者登録を始めた。1日のヒット数 は300件を越える日もある。やはりこのところ増えているのが、転職希望の駐在 員の登録。米国企業による吸収合併が当たり前の現代、将来をどうするか考えてい る人が多いという。 各人材会社がウェブページをもち登録者をネットでも受け付けているが、同社では 求職者の面接に十分な時間を掛けている。オフィスマナー全般のテストやコン ピューターの事務処理能力のテストなど、各求職者のスクリーニングにかなりの時 間を割き、各企業に紹介している。「情報があるれる昨今では、インターネットな どを通して人材や企業を探すことは容易です。しかしスクリーニングや面接、求職 者との条件交渉など、人の手を掛けずには通り過ごせないことが必ずあります。求 職者と企業の間に立ってすべての採用に関する面倒なことを引き受けるのが弊社の 仕事です」と、名倉氏は同社の役割の重要性を強調する。優れた人材採用、適材適 所が企業の発展につながる。企業の希望する人を的確なタイミングで紹介するの が、マックス・コンサルティングのサービスだ。