Media Room

03/25/2002

[U.S. JAPAN BUSINESS NEWS]

求職者を対象にクレジット・リポート取得代行業務を開始。 人材紹介マックス・コンサルティング・グループ (本社:ニューヨーク)は、1998年に日系人材会社としては 初めて顧客企業向けに求職者のクレジット・リポートや犯罪歴の 取得を開始しているが、今回4月1日から求職者を対象に 本人のクレジット・リポートを求職者自身に提供する、 クレジット・リポート取得代行サービスを低価格で開始する。 近年では、人材を採用する際に応募者のクレジット・リポートや 犯罪歴等を取得し最終判断基準の一つとして利用する企業が 増えている。米国では人物の信頼度を計る基準として 過去の支払い状況を見ることができるクレジット・リポートを 参考にすることが多い。誤った情報であっても、過去の クレジット記録に悪い情報が記載されている場合、ローンが 組めない等の問題が起きることがある。マックス社によれば その他にも就職時の人材採用参考過程において、雇用主側が 見たとき求職者の支払い状況が悪い、或いはまた収入以上に 消費癖があるような場合は、採用時に参考にされ不利に なることが多く、特に、経理関係の人材を採用する際は、 必ずといっていいほどクレジットチェックが行われるという。 通常、自分のクレジット・リポートを取得するためには、 何らかのメンバーになり年会費(80ドル前後)を払う必要が あったり、取得するのに2週間はかかったりすることがあるが、 マックス社のクレジット・リポート取得代行業務ではこれらの点を 大幅に改善。その特徴は、利用毎の1回20ドルの低価格料金で 通常の取得に要する時間は四時間以内と利便性が高く、また本人の クレジットに関する質問にはその場で回答されるという。 マックス社代表取締役名倉学氏「自分のクレジットの状況を 把握し間違った情報があれば訂正をしておくことが大切です。 企業は採用の際にレフェレンスチェックと同様にその方の クレジット情報を調べる傾向があり、クレジットが良いことは 最終選考の決め手となることがよくあります。企業向けには クレジットの他、破産歴調査、運転歴や犯罪歴等の取得も 可能なのであらゆるバックグランドチェックを提供できます。」 と語っている。