Media Room

05/16/2003

[THE YOMIURI AMERICA - シンガポール]

人材紹介・派遣のマックス・コンサルティング・グループ(本社ニューヨーク、名倉学社長)はこのほど、シンガポールの人材紹介大手JACシンガポールと提携、シンガポールを中心としてマレーシア、インドネシア、タイなど東南アジア諸国の日系企業への人材紹介に乗り出した。名倉社長によるとシンガポールには現在、アジア・ビジネスの中心として拠点を置く日系企業が1800社あまりあり、英語でのコミュニケーション能力があり、実務経験のある即戦力となる人材を求めているという。米国に比べ、ビザ取得にかかる費用負担が極めて軽く、期間も約2週間で労働許可証が下りる。また、労働許可証を持つ人の配偶者も勤務できるなど外国人労働環境が米国と比べて就業しやすくなっている。同社では、昨今のアメリカでの求人数の減少により、能力はあるにもかかわらず、仕事が見つからずやむなく日本に帰国する人も少なくないことから、英語圏で働きたい希望を持つ在米邦人の求職者に新しいキャリアアップのチャンスの場を提供したいとしている。